12.6.ハロ☆プロ パーティ〜!千秋楽


日曜日のライブが終わって次の日会社に行くと、めちゃめちゃブルーな気持ちになる。
いわゆる「サザエさん現象」ってやつ。「サザエさん」のエンディングを見ると、
「あぁ〜日曜日終わっちゃうなぁ」って物悲しくなるのと一緒。
今は長かった夏休みが終わった気分。色んな所に気の合う仲間と色々と旅行して、
目一杯楽しんだ夏休みが遂に終わっちゃったんだなぁって。


素晴らしい千秋楽だった。千秋楽だからといって、特別な演出をするでもなく、
初めて来た人でも普通にパーティーの楽しさを感じられた公演だったと思う。
楽しんでなんぼのパーティーだから千秋楽だからといって変に湿っぽくなるのは
違うと思ってたし、ステージのメンバーも最後の挨拶まで笑顔のパーティーにしようって
意気込みが感じられた。
昼夜合わせて8000人以上の観客で埋め尽くされた満員の会場。
いわゆるリピーターなんてほんの僅かで大半の人がパーティー初参加か
2度目程度の参加だったと思う。
他のハロプロツアーだと千秋楽は多くのリピーターによって埋め尽くされて
特別な雰囲気で幕を閉じることが多いけど、そういったのはあまり感じなかった。
私としても、いわゆる千秋楽的な気分は原町に持って行ってたので、
横浜は一緒に全国を廻って来たメンバーの最後の大きな晴れ舞台って気持ちで見てた。
いい意味でも悪い意味でもパーティーはステージと客席の距離が非常に近いライブだったけど、
千秋楽はいい意味でステージと客席が遠い感じがした。ちょっとわかりづらいかw
我らがパーティーがこんな大きな舞台でこんなに多くの人が集まった会場で最後に最高のパーティー
できるなんて良かったね!って大きなステージを見上げながら言ってあげたくなったみたいな感じ。
特に先週の原町夜公演は600人程度の観客しか居なかったから、そのギャップがあったしね。

そんな普段通りのパーティーでも時折「これで最後」って言うのがステージ上にちらつく時があった。
昼公演のブギトレ終わりのMC。「この7人でやりたいこと」を話すコーナー。
加護ちゃんが駄菓子屋をやりたいって話たり、村田さんが大掃除をしたいって話から
あややはいつも整理整頓が完璧なのでみんなで松浦宅に遊びに行って部屋を汚したいって話をしたり、
普段通りの井戸端MC。
あややの番になった時
「私は、う〜〜ん今日でラストですけれども、・・・急に悲しくなってきた。」と一瞬顔をクッと上に
向ける場面があった。ステージ上があまりにも普通すぎるから尚更「ラスト」って事を考えた時に
来るものがあったんだと思う。
「今日でラストだけど、またこの7人でライブがやりたいなぁ〜と思います。」
いつも通りのこのお決まりのセリフも来年の事が決まってるこの千秋楽で聞くと胸に染みた。
昼公演唯一ホロッと来たのがこの瞬間。


加護ちゃんのブギトレ。
夜公演、正真正銘最後のブギトレは過去最高のブギトレだったと思う。
かわいらさしも残しつつ、後半の観客の煽り方も強力で、最後の最後で燃えつきたって感じ。

さぁー来た!

やったったぁ〜!

やったったぁ〜って〜!!(客席に向かって)

観客:大歓声!!

緊張した〜はははは(笑)

ラストと思うとねぇ〜

走召〜緊張した!


見事にやりきった感を「やったったぁ〜!」と表現した加護ちゃん。
緊張したと言った後に、笑顔で「ははは」と笑った加護ちゃん。
半年前初日のステージで初めて「プギトレ」を歌った時も同じく「緊張した」と言っていた。
あの時は「これ美貴ちゃんの曲じゃない、ちゃんと歌えるかな?って凄い心配で緊張した。」と
オリジナルであるミキティの「ブギトレ」を自分がきちんと歌えるかな?といった思いからの
緊張だったと思うけど、今回は自分自身のソロ曲として半年間歌いつづけて来た「ブギトレ」を
最後の歌い納めとして、完璧に歌いきれるか、やりきれるかと言った点での緊張だったんだと思う。
「緊張したぁ〜!」と笑顔で言ったあとに、うれしくて「ははは」と思わず笑ってしまった加護ちゃんは
最高にカッコ良かった。心から素直に出てきた「やったったぁ〜!!」だったと思う。加護ちゃん最高!
パーティーの雰囲気に最高に合ってて、加護ちゃんにピッタリな曲「ブギトレ」。
これからも夢の中で永遠に見続けたいと思います。
最後にオリジナルである藤本美貴さんに最大級の感謝を込めてありがとう!と言いたいです。


パーティー魂を最後の最後まで体言してくれた辻ちゃん。
先週の原町の件があったために、来る予定はなかったのに心配で急遽遠方からかけつけた
辻ちゃんファンも多かったと思う。
始まるまでは辻ちゃん大丈夫だろうか?との気持ちをみんな持って参戦していたと思う。
でも、ステージに登場した辻ちゃんは原町のアンコールに出て来た辻ちゃんとはまったく違い、
いつも通りの笑顔だった。この笑顔の辻ちゃんを見た時から、先週の事は忘れて、
思いっきり楽しもうって気分に切り替わった。完治はしていなかっただろうけど、
それを気にしてもらいたくない、最後は楽しく終わりたいって辻ちゃんの気持ちを感じ取れた。
「辻ちゃん復帰祭」的な雰囲気になってもおかしくなかった公演だったけど、それはほとんどなく
あくまで楽しいパーティーの雰囲気が終始充満してたのも辻ちゃんのお陰だったと思う。

ラストに近づくにつれ、他のメンバーは時折「最後」を意識した表情を見せたり、
最後のMCでは涙を見せる場面もあったけど、辻ちゃんに関しては終始一貫して
楽しくパーティーを終わりたい!といった「パーティー魂」がみなぎっていたと思う。
最後の最後にHGの帽子とグラサンを付けて「ね〜え?」を歌ったり、
「腰大丈夫なんかい!」ってツッコミたくなるほどの華麗なデュークダンスを見せてくれたり、
最後の最後までフォ〜!で締めくくったり、この日のステージに居た辻ちゃんは
正にエンテーテイナーの申し子って感じ。辻ちゃん最高!


最後のMC。


はい!1つ思ったことは、あいぼんいつも家に帰った後に、
あ〜今日色んな人の前で歌ったんだぁ〜って思ってなんか変な気持ちになるんだよね。
なんかステージに立ってる時は歌手の加護亜依で居られることにすごい幸せを感じています。
今日もまたこの時間がすごく幸せな時間に感じられました。
(ここでBGMが終わってしまうw)
・・・で、なんで音楽終わるの!(笑) でもまだ喋るよ!
えー今日はですね、隅から隅の方まで、あいぼんはすっ〜かり幸せを感じたので、
今日はぐっすり帰って寝て、いい夢を見て、また夢で会いましょう!
どうもありがとうございました〜!!



素晴らしいMCで締めくくってくれました。
毎回、ここのMCでは見てるファンに素晴らしいメッセージを届けてくれたけど、
「歌手・加護亜依で居られる幸せ」って、こんな素晴らしい言葉聞かせてもらったら
僕はここで死んでも悔いはないって感じです。でも僕はまだ死ねません。
この言葉を胸にいつの日か訪れるであろう単独コンサートを夢見て生きていきます。
ありがとう!加護ちゃん!!


あややキャプテン最後のMC
・・・もうすぐ終わるらしい。
あのぉ〜半年間です。ずっと7人でやってきました。
半年ずっと毎週末のように一緒に居て、気づいた事はたくさんあります。
ひとちゃんは、お姉さんみたいにいつも私の事を心配してくれてました。
まさおさんとは、2人で良くこのハロプロパーティーについて語りました。
のんは、いつもフォ〜!フォ〜!言ってたなぁって(笑)
良く頑張ったなって本当に思います。
あいぼんは、なんかね、良く相談事とかを2人で話し合ったりしました。
村さんは、キャラ濃いじゃん!見てるだけで本当おもしろいです。
本当元気になるの!本当に。
柴ちゃんは、柴ちゃんに言われて気づくこととか、凄くたくさんあって、
ありがとうございますと思います。

あのぉ〜・・・今まで、なんかハローの中で、
仲いい人って言うとミキティしか言った事なかったんですけど(笑)
次からは「この7人もぉ〜!!」って言おうと思いまぁ〜す!!


(ステージ上、客席、大歓声!!)

この7人に拍手をください!!
そして半年間私達を支えてくれたスタッフのみなさまにも拍手〜!!
そしてなんと言っても、半年間、良く見た顔の人もたくさん居ます、今日初めてという方も、
今日集まってくださったみなさまに本当に大きな拍手を送ります、本当にありがとう〜!!

今日でキャプテン松浦亜弥は終了しますが、また来年この7人で本当にライブがやりたいなと
思っているので、そん時は頼んだよぉ〜!!


観客:おぉ〜!!

良し!では、全61公演無事終了したということで、ここでみんなで三本締めをやりたいと思います。
ちゃちゃちゃ、ちゃちゃちゃ、ちゃちゃちゃちゃ、はい、で三本締めだよ、いいですか。良し!


(マイクを使わず生声で)
よぉ〜!!

パパパン!パパパン!パパパンパン!

おい!!

パパパン!パパパン!パパパンパン!

おい!!

パパパン!パパパン!パパパンパン!

お〜〜〜い!!


どうもありがとうございましたぁ〜!!!!



一呼吸終えて「もうすぐ終わるらしい。」とゆっくりと語りだした姿、
短い中にもメンバーへの思いが込められたメッセージ、
今年最高の名言と言っても過言ではない「この7人もぉ〜!」の言葉。
あややキャプテンのパーティーへの思いをたっぷりと感じることができる素晴らしいMCだった。
あややについてはまだまだ書きたいこともあるんだけど、今は心からありがとうと言いたいです。
あややのプロフェッショナルな姿勢、人としての温かさ、一人の女の子としてのかわいらしさ、
この半年間色んな面が見れて本当に良かったです。


パーティーがスタートした時も、NEOが始まった時も、こんな気持ちで千秋楽を迎えられるとは
まったく思ってなかったけど、今はとても充実してます。
この充実感は私が本来求めてた充実感とは違うかもしれないけど、
予想もしてない気分を味わえてとてもうれしいです。
「意味のないことはないんです。」って加護ちゃんの言葉を今更ながら噛みしめてる次第であります。



ハロ☆プロパーティーの7人、半年間ありがとう!!